視覚で捉える!!前置詞マスター講座#3【真逆の概念を持つ前置詞②under/over】

目次

はじめに

視覚で捉える!!前置詞マスター講座の導入編を読んでいない方は、必ず【導入編】を読んでからこちらを読んでください。

underの基本概念

underという前置詞は何かによって上から圧力を掛けられているようなイメージを持つ前置詞です。

この説明だけではわかりづらいと思うので、下の画像を見てイメージを掴みましょう。

画像のように、何かの物体Xによって人が上から圧力を受けているのがわかります。これがunderの持つイメージなのです。


例を見てみましょう。

I found the keys under the table.
机の下で鍵を見つけた。


これは鍵が机の天板に上から覆われているという状態です。

この例文は比較的明らかなunderの例なので簡単に理解できるでしょう。

Japan is under westernisation.
日本は西洋化している。

この文は、「西洋化するという圧力を受けている」⇨「西洋化している」と考えるとわかりやすいでしょう。
受け身のような訳になる考え方ですが、わかりやすい日本語に直すと「西洋化している」と訳せます。
「西洋化の影響下にある」とも言えますね。

The terrorist is under fire from international community.
そのテロリストは国際社会から批判を浴びている。

これはテロリストに「国際社会からの批判」が降りかかっているといったイメージになります。

批判を”受ける”よりも、”浴びる”の方が上から降ってきているようなイメージがあると感じたのでここでは”浴びる”を使いましたが、最終的には同じ意味です。

overの基本概念

overという前置詞は基本的に何かの上全体を覆うようなイメージです。

これも下の画像でイメージを掴みましょう。

画像のように物体Xの上に覆いかぶさるようになっています。これが基本的なoverのイメージです。

しかし、この基本概念以外にも異なる考え方が存在します。


それらは例文とともに解説しますので、まずはいつも通り例を見てみましょう。


⑴ The bridge over the river is so old.
その川に架かった橋はとても古い。

これは先程紹介した基本概念に当てはまる例です。

川というものに対し、橋が上に覆いかぶさるように架かっています。

⑵ We discussed the problem over a cup of tea.
私たちはお茶を飲みながらその問題について議論した。

この例に⑴と同じ基本概念を当てはめても意味を成しません。「お茶の上で議論する…」 いや意味がわかりません…笑


ここで新しい概念の登場です。

overは物事の途中や終了も表します。

イメージはこんな感じです。

⑵の例では「途中」の概念が適用されると考えてください。つまり、「議論の途中でお茶を飲んだ」ということです。

しかし、文のメインポイントはあくまで”We discussed the problem”「私たちはその問題に関して議論した」の部分です。

「お茶を飲んだ」という情報はあくまでも付け足しの情報でしかありません。

よって、全文をわかりやすい日本語に直すと「お茶お飲みながら…」となるわけです。

⑶ Love is over.
恋は終わった。

これは先程紹介した「終了」の概念が適用される例です。

“Love is over”は曲のタイトルにもあるように、結構有名な文ですよね。

まとめ

これまで真逆の概念を持つ前置詞under/over基本的な概念を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

導入編でも言ったように、最初に整理された知識をキレイに頭にしまい込むことは今後の学習に大きな影響を及ぼす大切な段階です。丁寧に何回も復習し、自分のものにしてください。

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