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視覚で捉える!!前置詞マスター講座#9【最恐の前置詞of】

はじめに

視覚で捉える!!前置詞マスター講座の導入編を読んでいない方は、必ず【導入編】を読んでからこちらを読んでください。

 

 

ofの概念

今回紹介する前置詞”of”はここでは「最恐の前置詞」と呼びます。
 
なぜそう呼ばれるかはこれからの説明を見ていただければ分かると思いますが、他の前置詞と違って全く異なる概念を6つ持ちます。この全てをきちんと整理して理解していないと長文読解などの時に”of”が出てきてパニックになりかねません。前置詞学習の最難関だと言えるでしょう。
 
以下の説明1つずつを理解して、前置詞マスターへと近づきましょう。
 

分離の”of”

いきなり「分離のof」と言われても分からないでしょうから、例文を画像とともに説明します。
 

 

He robbed me of my phone.
「彼は私から携帯を奪った」
「分離のof」には何かしらの力を加えて2つのものを引き離すというニュアンスが含まれます。もともと「携帯」と「私」はくっついていましたが、”of”によってそこの接点に力が加わり、引き離されてしまった、というイメージです。
 
“robbed me”の部分だけ見ると「私を盗んだ」という訳に見えますが、もちろんそうではありません。
「分離のof」が加わることによって「私から〜」というニュアンスが加わります。
 

所有・帰属の”of”

The legs of the dog is short
その犬の足は短い

おそらく学校で1番最初に習ったのはこの「所有・帰属のof」です。
 
“A of B”の形で「Bが所有するA」というニュアンスになります。
 
この形をみたら反射的に「BのA」と直訳する人いるかと思いますが、これからはやめましょう。なぜかというと、それだけでは太刀打ちできない場面が今後必ずでてくるからです。
 

目的の”of”

We love the earth=We have love of the earth
我々は地球を愛している

もともと他動詞だった”love”が名詞化したため直後に目的語である”the earth”がこれなくなりました。ここで本来の目的語の”the earth”を表すなら”of”を挟んで表現しなければなりません。これは、ある種のルールと捉えてもいいかもしれません…これを使いこなすには相当慣れていないと難しいと思います。
 

同格の”of”

“A(名詞 )of B(名詞)”の形をとり、抽象的な名詞AをBが具体的に説明するという形を取っています。

 

I have an idea of moving to Tokyo.
東京に引っ越そうという考えがある

ここでは、A=idea, B=moving to Tokyoとなっています。
“I have the idea”だけでは「私には考えがある」となり、「どんな考え?」となりますよね。
そこで、その「考え」の内容を”of”以下が説明してくれています“of moving to Tokyo”「東京に引っ越す」という内容の「考え」だと。
 

構成材料の”of”

The table is made of wood.
そのテーブルは木でできている
“of”の後に材料が示され、あるものが何でできているのかを表します。
よって、この例では「そのテーブルは木で構成されている」つまり、「そのテーブルは木造りだ」というように訳されます。
 
1つ目の例文は明らかで、わかりやすかったと思います。しかし、次の文はどうでしょう

 

People sometimes make fun of new ideas.
人はときどき新しいアイディアをバカにする

まず、”People sometimes make fun”までを直訳すると 「人はときどき楽しみを作る」というようになります。そして、その直後に構成材料の”of”がきて、「人が作る楽しみ」の材料はなにかを示しています。“of new idea”なので、「新しいアイディア」が材料になります。
よって、”People sometimes make fun of new ideas”の直訳は「人はときどき新しいアイディアで楽しみを作る」となります。
これをわかりやすい日本語に直すと「人はときどき新しいアイディアをバカにする」となります。
 

伝達内容の”of”

A(特定の動詞) +B (人) of C(伝達内容) の形をとります。
 

動詞の目的語を「人 + that節」で書けるケースで、that節を”of + 句”で書き換えられるのは特定の動詞Aのみです。

 
以下にその特定の名詞を示します。
inform(伝える、知らせる), remind(思い出させる), convince(確信させる), warn(警告する), persuade(納得させる)
 
これらの動詞がどのように働くのか例を見てみましょう。
⑴ I warned you that it’s dangerous.
⑵ I warned you of the danger.
私はその危険をあなたに警告した。

⑴⑵はほぼ同じ意味になります。
 
⑴は動詞の目的語が「人 + that節」となっています。
warnは先ほど紹介した特定の動詞の中の1つなので、that節を”of + 句”で書き換えることができます。
よって、”that it’s dangerous”は”of the danger”と書き換えることができます。
 
 

前置詞の基本的なルールとして、前置詞の直後には名詞か動名詞(ing系)しかこれません。よって、形容詞である”dangerous”は”of”の直後にはこれません。なので、名詞形の”danger”に置き換える必要があります

 

まとめ

これまで最恐の前置詞”of”に関する6つの概念について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
導入編でも言ったように、最初に整理された知識をキレイに頭にしまい込むことは今後の学習に大きな影響を及ぼす大切な段階です。丁寧に何回も復習し、自分のものにしてください。

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