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視覚で捉える!!前置詞マスター講座#4 【真逆の概念を持つ前置詞③into/from】

はじめに

視覚で捉える!!前置詞マスター講座の導入編を読んでいない方は、必ず【導入編】を読んでからこちらを読んでください。

 

 

into/fromの基本概念

intoという前置詞はある決められた枠の中に入っていく動作を表し、反対にfromはその枠から出て行く動作を表すようなイメージを持つ前置詞です。
この説明だけではわかりづらいと思うので、下の画像を見てイメージを掴みましょう。

①into

人がある水色の枠の中に入っていきまこの動きを表すのがintoです
 

②in

ここではinは大きく取り上げませんが、人がある枠の中にとどまっている様子を表すのがinです。
 

③from

人が水色の枠の中から出ていきまこの動きを表すのがfromです。
 
この図でなんとなくのイメージを掴んでもらえれば十分です。実際の例を見てもう少しイメージを確立させましょう。
 
She moved into Tokyo and still lives in it.
彼女は東京に引っ越してきて、今もそこに住んでいる。
これは、東京の外にいた彼女が引っ越してきて、東京という枠に中に入った、という動作を表すためintoが使われます。
そして、今もなおそこに住んでいるので、東京という枠の中に留まっている様子を表しますよってinが使われます。

 

He walked home from the station

彼は駅から歩いて帰った。

これは彼が駅という枠の中から彼が出て行く動作を表しているのでfromという前置詞が使われます。
 

intoの発展的概念

intoの発展的な概念は「何かの形へ染まる」,「力を加えて形を変える」、言い換えると変化後の姿,実行を表します。
これだけの説明で理解できる人はいないでしょうから、例を用いて学習しましょう。

 

We make grape into wine=Grape is made into wine
ぶどうをもとにワインが作られる
⇨ワインはぶどうから作られる

これはぶどうに何かしらの力を加え、ワインを作り出すという動作を表しています。先ほど説明した「力を加えて形を変える」というものが適用されています。

 

The shop clerk talked me into buying the watch.
その店員は私にその時計を買うように言った

これはclerk(店員)がme(私)をbuying watch(時計を買う)するように説得する。言い換えると、店員が私を時計を買うという枠のなかに入れるということです。 
言葉で説明するのは難しいですが、イメージを掴んでもらえれば嬉しいです。
 
極論を言ってしまえば、A into ~ingという並びがあれば「Aが〜するようになる」といった表現になると考えてもらって差し支えないでしょう。
 

fromの発展的概念

fromの発展的概念は「何かに別れを告げる」,「邪魔をして〜させない」、言い換えると変化前の姿,不実行を表します。
intoと反対の概念を持ちますが、この説明ではあまりピンと来ないでしょう。
いつものように例を見てみましょう。

 

Wine is made from grapes=Grapes are made into wine
ワインはぶどうから作られる。(ワインの原料はぶどうである)

先ほどのintoの発展的概念の⑴で扱った例と全く同じ意味になりますが、表現の仕方が異なります。
先ほどは主語のぶどうに焦点が当てられていましたが、今回の例ではワインが主語になっており、そこに焦点が当てられています。これがfromの発展的概念の一つである変化前の姿の適用例です。

 

The storm kept us from going to the festival.
嵐が私たちが祭りに行けないようにした
⇨嵐のせいで私たちは祭りに行けなかった。
これはstorm(嵐)がus(私たち)がgoing to the festival(祭りに行くこと)を止めた。
fromの持つ概念から考えると「祭りに行く」という枠の中から「私たち」を「嵐」が追い出すというようなイメージになります。これがfromのもう一つの発展的概念である不実行の適用例です。
 
intoの時と同じように、A from ~ing という並びがあれば「Aが〜しない」という表現になると考えて差し支えないでしょう。
 

まとめ

これまで真逆の概念を持つ前置詞into/fromに関する基本的な概念と発展的概念について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
導入編でも言ったように、最初に整理された知識をキレイに頭にしまい込むことは今後の学習に大きな影響を及ぼす大切な段階です。丁寧に何回も復習し、自分のものにしてください。

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