英語力の命「語彙力」のつけかたと現役留学生のオススメの単語帳!! 使っていた単語帳の一部も公開!!

目次

はじめに

言語は「会話力」「聞き取る力」「文法」「語法」「語彙力」などのさまざまな要素で構成されています。その中でも最も大切なものはなんでしょうか?

 

タイトルにもありますように…

 

「語彙力」です。

 

今回はなぜそれほどまでに語彙力が必要なのか解説し、その後に現役留学生のオススメする単語帳とその使い方を紹介します。

さらに!! 実際に高校時代に使っていた単語帳の一部を紹介します!!

 

レベル別にみる必要な語彙数とその考察

日本の英語の学校教育は「文法」に重点をおいています。

 

文法を重視しすぎるあまり、文法に比べて語彙力の重要性を軽視しているように思えます。

そう私が思う理由を日本語と英語で必要とされている語彙数を比較してみてみましょう

 

 

まずはじめに、日本で言われているそれぞれのレベルにおける必要な英語の語彙数を見てみます

 

必要な英語の語彙数

英語においていくつボキャブラリーが必要なのか、現実的なデータを見てみましょう。

 

語彙数 各レベル TOEICでの基準点 英検での基準点
12,000 ネイティブレベル 950点 1級
10,000 海外企業就職 860点  
8,000 海外大学留学 730点 準1級
5,000 難関大学入試 600点  
4,000 センター試験 470点 2級
3,000 高校必須   準2級
2,000     3級
1,000 中学必須    

多くの人が大学入試レベルの約5000単語くらいを高校生くらいの時に勉強したのではないでしょうか。かなり忘れてしまっている人が多いと思いますが…

 

しかし、あるデータによると、ネイティブの場合は5歳児の段階で約10,000のボキャブラリーを持っていると言われ大人になると平均で42,000以上のボキャブラリーを持ちます。

(参考: How Many Words Does the Average Person Know?)

 

日本語における必要な語彙数

日本語ではどのくらいの語彙数が必要だと言われているのでしょうか。下の画像を見てみましょう。

(参考: 児童を対象とした単語親密度実験)

 

日本で難関大学に入学するために必要とされている英語のボキャブラリーは約5,000語です。

しかし、5,000語という語彙数は日本語では小学生が表現活動に十分に駆使できる語彙」と表現されています。

 

つまり、頑張って勉強したボキャブラリーを駆使しても、小学生が頑張って喋っているレベルの文しか話せないのです。

 

日常的な会話は可能かもしれませんが、学術的だったり、専門的なトピックについてディスカッションすることは困難でしょう。

よって、海外大学に進みたい人や海外で働きたいと考えている人は皆さんが想像しているよりもはるかに多い語彙数を必要とします

 

これらの情報から、もっと語彙力に力を入れて勉強する必要性があるのが一目瞭然です。

 

なぜ語彙力が必要なのか

では、なぜ語彙力が一番大切なのでしょうか? 

 

逆に、語彙力がなかったことを想定して話をしてみましょう。

 

こんな問題があるとします。

◻︎次の空欄を埋めなさい。

1. 台風のために飛行機は離陸できなかった。

Typhoon (     ) the airplane from taking off.

 

2. 母は私に簡単に諦めないようにと励ました。

My mother (     ) me not to give up easily.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正答例: 1.prevented  2. encouraged

 

 

この問題は高校2年生が学校の授業で学ぶような内容であり、大学受験で出てくるようなレベルでもありません。

 

ただし、語彙力がない人がこの問題を解けるでしょうか?

 

解けるはずがありませんよね。

知らないものはできません。自然のことです。

 

いくら文法が分かっていたとしても、わからない単語が出てくると理解に支障をきたします。

 

「それは文法問題を扱う大学受験だけの話だろ!!」 と言う人もいるかもしれません。

 

しかし、これは会話の中においても言えることです。

 

知らない単語は聞き取れません聞き取れたとしても当然意味がわかりません。また、自分が使うこともできません。

 

よって、語彙力がない人が誰かと会話している中で、相手が未知の語彙を使ってきたとしたらそこでゲームオーバーなのです。

 

慣れればその後の会話の流れで何を言っているのか掴めるようにはなりますが、そうなるにはその後の会話をほぼ完璧に聞き取れるようになる必要があります。それは初心者には難しいでしょう。

 

サッカーで例えると、文法がルールブックならば、ボキャブラリーはボールです。

ルールブック(文法)だけ存在しても意味がありません。ボール(ボキャブラリー)があって初めてサッカーが成り立ちます。

 

ここまでの説明で語彙力の大切さを理解していただけたかと思います

 

オススメの単語帳

そこで、私が実際に高校生の時に使っていたオススメの単語帳を紹介したいと思います。

「速読英単語」シリーズです。

 

 

 

 

速読英単語シリーズでは、2つのステップで単語を勉強します。

 

ステップ1では左ページに新出単語を使った英文が書いてあります。英文はセンター試験や医大からの引用など、単語帳を読み進めるにつれて英文のレベルは上がっていきます。

 

また、右ページにはその英文の日本語訳が書いてあります。

 

スッテプ2ではスッテプ1で使われていた新出単語の意味や発音記号, その単語の派生語,類義語などが載っています。

 

オススメする理由

 

英文の中でどのように単語が使われているのかを理解できる。

速読英単語のステップ1では前述のようにセンター試験や様々な大学の入試で利用された英文が日本語訳付きで載っています。

 

その英文の中で新出単語がどのように使われているのか確認できます。

 

単語の意味をただ暗記しても、それが実際にどのように使われているのかを理解するのとしないのとでは、次にその単語を見た時に認識できるかどうかに大きな差を産みます。

 

実際にどう使われているかを理解していると、次にその単語を見た時には「これは前に学習した単語だ!!」と認識しやすくなります。

 

派生語,類似語がまとまっている

1つの新出単語に対し、その単語の形容詞系や名詞形などの派生語が載っています。また、その単語の意味と似た意味を持つ類義語なども載っています。

 

派生語や類義語を学習することは非常に大切なことです。1つの単語に対して様々な言い換えが出来るようになります。これは語彙力を爆発的に伸ばす助けになります。

 

例えば、”produce”という単語1つに対して、“product”, “producer”, “production”, “productive”, “productivity”と派生語が5つも記載されています。また、類義語として”reproduce”という単語が紹介されています。

 

この単語帳を繰り返し使って勉強していると、”produce”が持つ「生産する」「もたらす」というイメージからこれらの派生語や類義語が頭の中にパッと瞬間的に出てくるようになります。

 

単語同士を似ているイメージで結びつけているので、非常に学習効率が良く、アウトプットする際にも言い換えができるようになるのでかなり強い武器になります

 

単語帳の使いかた, 語彙力の付け方

 

分からない単語に出会ったときの対処法

分からない単語に出会った時にどうするべきかそれぞれステップに分けて説明します

 

[st-step step_no=”1″]わからない単語が単語帳に載っているか調べる[/st-step]
分からない単語を見つけた時はまずこの単語帳の中にその単語が載っているかどうかを後ろの方のページにある目録を使って確認しましょう

 

もし載っていたら単語帳を使って意味を理解し、その単語の派生語や類義語まで同時に確認するようにしましょう。

 

もし載っていなかった場合はStep2に進みましょう

 

 

[st-step step_no=”2″]他の辞書でその単語の意味, 派生語, 類義語, 反意語を調べる[/st-step]

分からない単語の単語の意味だけではなく、 派生語, 類義語, 反意語まで調べましょう。

 

ネットを使う場合は検索する時に「〇〇〇〇 派生語」などと調べ、派生語や類義語など最低1つずつは見つけましょう。

 

 

[st-step step_no=”3″]単語帳を太らせていく[/st-step]

分からない単語の意味とそれの派生語, 類義語, 反意語などを調べ終わった後、その新しい単語の意味に近い単語帳に載っている単語の近くに調べた新しい単語を書き込むようにし、自分の単語帳の語数を増やしていきましょう。

 

これを継続することで、自分だけの単語帳ができ、自分の分からなかった単語がたくさん載ったあなただけの単語帳が出来上がります。

 

これを使って学習することで、前述のように1つの単語を見た時にパッとそれの関連単語が頭に出てくるようになります。

 

オススメは新しい単語をのペンで書き、その意味をオレンジのペンで書き込むことです。

こうすることによって赤いシートで隠した時に単語だけ浮かび上がり、オレンジで書かれた意味は隠れます。

 

 

1つの単語帳を何周もする

人の記憶力は思っている以上に脆いです。下のHermann Ebbinghaus博士の忘却曲線を見てください。

             

(参考:What Is The Forgetting Curve (And How Do You Combat It)?)

 

 

新しく学んだ内容は1週間の間復習しないと学習した分の約90%が記憶から消えてしまいます。

 

よって、定期的な復習によって記憶の定着を図る必要があります。Ebbinghaus博士によると、復習を繰り返すごとにその記憶は消えづらくなるということも発見しました。下の画像を見てください。

(参考:What Is The Forgetting Curve (And How Do You Combat It)?)

 

上のグラフを見てみると、復習の回数を繰り返すごとに忘却曲線が穏やかになっているのを確認できると思います。

 

これらのグラフから復習を繰り返しやらないと新しい知識は定着しないし、せっかく覚えても忘れてしまうことがわかります。

 

なので、単純ではありますが、ひたすら単語帳を繰り返し音読するという事をしましょう。3日で単語帳を1周するくらいの速度で進められると理想だと思います。

 

語彙の勉強は地味で、継続するのも大変です。絶対的な忍耐が必要とされますが英語を話せるようになるためにはこれくらいの努力が必要です。

近道はありません。コツコツと続けていきましょう。

 

 

現役留学生が使っていた単語帳の一部を公開!!

字は汚いですが…(自分が読めれば良いのです^^; )

 

このような感じで”elegant”の「上品な」「理路整然とした」というイメージに似ている単語を集め、書き込んでいます。

ここでは「上品な」の反意語である「下品な」の意味を持つ”vulgar”や”coarse”も書き込まれています。

 

また、前述のように、全て新しい単語をのペンで書き、その意味をオレンジのペンで書き込むこんでいます。

 

このような感じでほとんどの単語にそれぞれの類義語, 派生語や反意語を書き込んでいます。私のこの単語帳に載っている単語はおそらく8,000語を超えています。ここまでやるとほとんど海外大学に留学するレベルまでに達せます!!

 

まとめ

英語力に直結する語彙の学習は根気のいる作業になりますが、やった分は絶対に役に立つという良い側面もあります。今回オススメした単語帳を紹介したステップに従って学習してもらうと確実に成果が出ます!!

 

ぜひこの記事を参考にしてもらい、 自分だけの単語帳を作り上げて語彙力の鬼になってください!

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