はじめに
こんにちは、今日は海外大学を卒業後のお話。就活についての話をしたいと思います。
日本の大手・有名人気企業に入社したいなら海外進学して現地の大学を卒業するべきです。
この記事では「海外留学ってこんなメリットもあるんだ」ということをお伝えできればなと思います。
結論から話すと留学生が日本就職するならば絶対にボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ)を利用するべきです。
ボストンキャリアフォーラムって日本にいると耳にしないことが多いと思いますが、かなりの規模で開催されているバイリンガルのための就活イベントです。
他にも様々なフォーラムが世界各国で開催されていますが、このボスキャリが世界最大規模です。
それらのイベントを統括しているのがCFNです。 CFNはボスキャリ以外にもいろんな国で様々なキャリアフォーラムを開催しているのでチェックしてみてください。
ボスキャリとは?
ボスキャリとは、毎年11月ごろにアメリカのボストンで開催される大型の合同説明会・就活イベントです。
参加企業は大手企業や超有名企業が多く名を連ねています。
過去に参加した企業の一覧は以下です↓
2020年ボスキャリに参加した企業一覧
2019年ボスキャリに参加した企業一覧
みなさんが知っているだろう会社がずらっと並んでいると思います。
おそらく企業側の意図としては、日英バイリンガルが保証されている学生をこの機会に獲得したいのだと思います。
私が友人に聞いたりYoutubeなどで調べた限り、もちろんボスキャリで採用された後に日本で採用された学生と同じスタートから始まる企業もたくさんありますが、最初から海外で働くことを前提に採用している企業も多いそうです。
ボスキャリの参加条件とは?
上の参加企業一覧を見て「おお!すげー!」ってなったはずです笑
私も初めて見た時ははなりました笑
では参加条件はどうなのか??
私が調べた限り英語に自信があれば日本の大学生でも大丈夫です。
しかし、企業は英語を話せるバイリンガルを探しているわけであるので、書類選考の時点で足切りされる場合が多いかと思います…
もちろん帰国子女も参加okですが、参加する多くの人が海外大学・海外大学院の学生です。
つまり、海外留学への挑戦はボスキャリ参加への切符だと思ってください。
こういった面でも私は海外留学することをオススメします!
追記ですが、ボスキャリの責任者と繋がってお話を聞けたので共有します。
・参加する人数は例年おおよそ5000人ほどで誰でも参加可能(外国人で日本語がネイティブレベルの学生も参加するみたいです。)
・海外大学(院)卒はその中の20~30%前後=1000~1500人
・企業によっては海外大生かどうかで足切りするところもある。
・採用人数が増えている傾向がある=企業はボスキャリを採用人数の最終調整の場としても活用するため。(ボスキャリの採用予定人数+日本での採用の欠員数)
・本格的に全体が動き始めるのは9月半ばから(締め切りギリギリになって参加する企業も多いみたいです)
留学生は日本の就活では不利になる?
逆に、海外大学に在籍している学生は日本での就活は本当に不利です。ボスキャリに参加してない企業は早めに対策してください。
理由はいくつかあります。
1. そもそもガッツリ就活に使うことができる時間がない
アメリカやイギリスの大学に通っている学生とも話したことがありますが、就活のためのまとまった時間が取れないということです。まとまって取れる時間は夏休みや冬休みしかないと思います。
日本の学生のように「単位が取れたから就活に専念しよう!」とはならず、最終学年の最終学期までテストやレポートが1年生や2年生の時のようにあります。
7,8月の長期休みで自己分析、業界分析、自己PR等終わらせてボスキャリ参加企業に向けて対策しましょう。
2. 日本にいない
これも致命的です。そもそも日本にいないので長期休みで日本に帰っても準備→就活と時間が足りません。
また、友達同士や先輩などと情報交換ができないので(日本人の母体数も少ない上に似てる業界志望の方を探すのはかなり難しい)日本の大学生に比べると情報量が比較的少ないです。
Twitterやインスタで就活アカウントを作って情報を得ている学生が多い気がします。
3. 練習不足・情報不足
まれに日本の大学生がボスキャリに参加するケースがあるそうです、その際彼らは面接が留学生に比べて上手と聞いたことあります。
普段から日本人の同じ就活仲間が周りにいたり、大学の先輩から就活への助言をもらえたり、練習に付き合ってもらえるという点ではかなり有利です。「切磋琢磨」「情報交換」できる環境がないのは結構しんどいと思います。
しかし、ボスキャリに参加する留学生なら基本的にみんな同じ条件です!
なので、自分でどれだけ事前にSNS等を使ってリサーチをして繋がりや情報を得るかが鍵になります。
コロナだからオンライン開催?
ボスキャリの最大の難点はアメリカのボストンに行って参加しないと行けないことなんですよね。
イギリスだったりオーストラリアの大学に通っていると渡航費、宿泊費などのお金もかかるし、遠いというのが唯一の欠点でした。
しかし、ボスキャリ2020はコロナの影響で全てオンライン選考に切り替わりました。
コロナが終息しても約5,6000人がアメリカに一斉に集まるわけですから、しばらくオンライン開催が続きそうです。
またWalk-inと呼ばれる事前に応募できなかったり、応募に落ちてしまったりした学生が再びチャンスを得られるチャンスです。
本来であれば、面接を受けたい企業のブースに直接立ち寄るという形になるのでオンラインではどのような感じなのか正直わかりません。
ここから内定やインターンシップに繋がるケースも多いそうです。
こちらについては、私が今年ボスキャリに参加するので終わったあと追記します。
倍率と難易度は?
倍率も日本で就活するよりはかなり低いかと思います。
例えば、外資系投資銀行は採用の半分以上がボスキャリ枠だったりします。
日本で大手企業の就職活動する場合少なくても100倍、200倍、300倍を超えてくると思います。
でも、このボスキャリの枠は恐らくめちゃめちゃ難易度高いです。
周りはみんな日英バイリンガルですし、勉強をガチでやっている学生ばかりです。
留学しているのが当たり前なので留学を口実に自分をアピールすることはできません。
そこで、この前の記事でも紹介した通り留学前から英語×スキルが大事なんです。
留学前に目的をしっかり明確にして大学で計画を持って日常生活を送らなければ絶対ボスキャリでは勝てません。
前提として、目的もなく留学するのはしんどすぎてやっていけないと思うのでしっかり目的を決めましょう。
なので、留学する前からざっくりでいいので「渡航後はこういうことに挑戦するぞ!」とあらかじめ計画しておくと就活での話題のひとつになるかと思います。
ボスキャリ当日にどうやって動けばいいのか、ボスキャリ準備はいつからすればいいのかまとめられた外部記事がありましたのでさらに詳しいところまで知りたい方はこちらをお読みください
まとめ
ボスキャリについて全く耳にしたことない人も簡単にボスキャリについて理解ができたと思います。
海外正規留学は本当にあなたの人生の選択肢を広げてくれます。この記事から留学をするメリットを感じてもらえたら嬉しいです。
留学生は就活を日本(ボスキャリ)と留学先の両方でできるので、可能性が広がります。また、将来は海外で働きたいと思ってる人は、留学をした上でボスキャリを利用することでその夢を叶えられる可能性はぐんと上げられます!
筆者がボスキャリに参加次第、新たな記事もしくは再編集するのでお待ちください。